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執筆者の写真NZ for YOU

NZの回想録/ワイポウアの森(Waipoua Forest)

皆さん、こんにちは。今回はニュージーランド北島のノースランドにあるワイポウア・フォーレストのご紹介です。ニュージーランドは緑豊かな国ではありますが、森林が占める割合は

現在のところ国土面積の35%程度にしか過ぎません。イギリス人が最初に海を渡ってきた1769年、ニュージーランドは約8割以上が森で埋め尽くされた土地だったという事実から、その後移民してきた入植者によって、多くの森林資源が消滅してしまったという歴史があります。その中でも北島のロトルアから北のほぼ全域を埋め尽くしていたのがカウリ(Kauri)と呼ばれる木です。



日本人にとっては余り馴染みのない名前。南洋スギに属しますが、外観は全くスギとは非なるもの。東南アジアではアガチスという木材がありますが、この木に類するものであり、その中でも最も巨大化する品種がこのカウリ木となります。世界広しと言えども、このニュージーランドの北島にしか存在しません。このカウリ木は、柔軟性の高さと職人が扱いやすい材質、効率性の良さという観点から、その多くが伐採されることなってしまいます。



現存するカウリの数は、18世紀と比較すると、約2%しか残されていません。200年余りの歴史の間に、多くのカウリ木は船の材料(マストの帆など)、建築、家具などに使われました。このカウリの中で、ニュージーランド最大を誇る『タネ・マフタ(森の神)』がこのワイポウアの森に静かに佇んでいます。背丈は約51m、直径4.5m、円周13.8mというその大きな存在に、今でも訪問客は耐えることはありません。また、これからもじっくりとこのカウリの木について解説していきたいと思います。


Hello everyone, I would like to talk about "Waipoua Forest' in the Northland of New Zealand. Although you recognaise New Zealand is surrounded by a rich beautiful nature, only 35% of the total land belongs to forest area. Prior to the first visitor from UK in 1769, the fact says 80% of New Zealand was covered by trees. A majority of the natural resources had vanished after the European settlers came to cut down thousands of trees. The Kauri tree which belongs to Agathis family which is commonly found in South Asia covered most of Northern part in NZ in the past, however, the tree is very versatile for the woodcraft men in terms of high flexibility and efficiency. As the result of the fact, only 2% of Kauri tree remain in NZ at the moment. They were often used for building ships, houses and making furniture for 200 years. Among Kauri trees, the largent Kauri lies calmly with sovereignty, called "Tane Mahuta" (H:51m, C:13.8m, D:4.5m)

I will talk a lot more about this forest later on ^^/




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